固定費は、こちらが何もしなくても毎月勝手に動きます。だからこそ「どこで払うか」を決めていないと、決めていない状態がそのまま毎月繰り返されることになります。
私も最初から整っていたわけではありません。水道の支払いを自分のカードに寄せたのは、今年になってからです。それまでは特に理由もなく、払込票でのコンビニ払いを続けていました。
この記事は、おすすめの支払い方法を並べるものではありません。2026年8月28日時点で、私が実際に払っている手段だけの記録です。「カネ活一軍」シリーズの第2弾、固定費編になります。
結論から書きます。私の場合、カード払いできる個人固定費は年間条件を追う1枚へ集約し、妻名義の契約は妻のカード、カード払いできない保険は口座振替、法人固定費は法人カードに分けています。これは私の条件に合わせた配置で、全員へのおすすめではありません。
固定費の話って、サブスクも入りますよね。タカシさん、契約してるサブスク全部言えます?
言えないよ。正直に言うと、全部は把握しきれていない。だから、持っているカード1枚につき最低1本のサブスクを置くという決め方にしてある。ただしこれで分かるのは、どのカードに定期課金があるかまで。契約全体の一覧は別に見直す必要があるよ
この記事の前提
・固定費の金額は公開していません。「どの支払いをどこに割り当てているか」の記録です
・掲載しているのは2026年8月28日時点で実際に払っている手段だけ。サブスクの具体名や本数、契約先名は伏せています
・年間の利用条件は各社の公式ページの記載内容です(2026年8月28日確認)
・特定のカードやサービスをすすめるものではありません
この記事でわかること
- 40代の個人事業+法人持ちがどの固定費をどこから払っているかの実例(1枚の図にまとめました)
- カード払いできるもの/できないものの線引き
- 支払い先を変えたあとに確認する項目
- カードごとのサブスクの置き場所の決め方(カード1枚につき最低1本。契約中のサブスクをすべて把握する方法ではありません)
- 法人側と個人側の明細を分けている理由
逆に「カード払いにすると得です」という結論は書いていません。私が集約しているのは年間の利用条件を追いかけているからで、そこは人によって事情が違います。
シリーズのルールは今使っているものだけを載せ、変わったらこの記事を書き換え、更新日を明記するの3つです。第1弾は【カネ活一軍】いま実際に使っているクレジットカードだけ|用途別の使い分けにあります。
固定費の全体マップ(固定費×支払い手段)
固定費の種類ごとの支払い先を1枚にまとめました。

やっていることは単純で、カードで払えるものは1枚に寄せ、払えないものは口座振替で割り切るだけです。
用途別に、そこへ置いている理由
電気・水道・スマホ・自動車保険|Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムに集約
カード払いができる個人の固定費はMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムに載せています。理由は還元率ではなく、年間の利用条件を追いかけているからです。このカードの取得記録はMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムの申込・到着ログに書いています。
公式の改定後条件では、無料宿泊特典は入会日・切替日から毎年1年間のプログラム期間中に400万円以上利用し、カードを継続することが条件です。ただし、改定前からの会員にはプログラム終了日に応じた経過措置があります。私自身の対象期間と目標額は、アプリと公式案内で確認しています。一方、プラチナエリート資格の500万円条件は1月1日から12月31日までの利用額で判定されます。集計期間が同じではない点に注意が必要です。(無料宿泊特典/エリート会員資格)
私のように条件達成を目指す場合は、対象になる支払いを集約先へ寄せるほうが進捗を管理しやすくなります。固定費を優先しているのは、一度登録すれば毎月そのまま動くからです。
どの条件をどこまで追いかけているかは【実録】カード決済の振り分けマップ2026|5つの年間条件と、いま何%まで来ているかにまとめています。
なお、電気の使用量の推移は北海道のオール電化、電気代24カ月の実録に別途記録しています。「どこで払うか」と「いくら使うか」は別の話です。
光回線|妻名義の契約なので、妻のカードのまま
光回線だけは妻のカードから落ちています。契約自体が妻名義だからです。自分のカードに寄せたほうが条件は進みますが、名義が違う契約を無理に動かすのは、家計の分担としても手続きとしても面倒です。集約は目的ではなく手段なので、全部を1枚に集めることは目標にしていません。
スマホ3回線と光回線の中身(回線ごとの月額と、1台のスマホに個人用・仕事用を分けている構成)は、スマホ3回線+光で月9,229円の通信費実録にまとめています。
生命保険・火災保険|カード払いができないので口座振替
生命保険と火災保険は口座振替です。好みではなく、私が契約しているものがカード払いに対応していないからです。選べるならカード、選べないなら口座振替の順で決めていて、例外は作っていません。
保険料をカードで払えるかどうかは保険会社や商品、契約時期によって扱いが異なります。私のケースが当てはまるとは限りません。
法人の固定費|アメックス・ビジネス・ゴールドに集約
法人側の固定費(事務所まわり、通信、業務用ソフトなど)はアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドに寄せています。法人側と個人側の明細を分けて経理処理をしやすくするためで、その結果、個人用と法人用の2つの集約先ができました。カードそのものの評価はアメックス・ビジネス・ゴールドの2年レビューにまとめました。(法人・個人・個人事業の口座とカードの土台)
公式では、毎年1月1日から12月31日までの利用金額が300万円以上500万円未満の場合は1泊分、500万円以上の場合は最大2泊分の無料宿泊予約コードが案内されています(ビジネス・フリー・ステイ・ギフト)。年会費や手数料など、集計対象外の利用もあります。
支払い先を変えたあとに確認すること
支払い方法は、申し込んだ時点では終わりません。一般論ではなく、支払い先を変えるときの確認項目として書きます。
今年の水道がその例でした。変更前はコンビニ払い(払込票)、変更後は自分のMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムです。変更後に確認する項目は、払込票が届かなくなったか、払込票での支払いが残っていないか、カード明細に水道の請求が載ったかの3点です。
変更時の確認項目は次の4つです。
- 申込日:いつ手続きしたかを控える
- 反映月:どの月の請求から新しい支払い先になるか
- 旧明細に残っていないか:前の支払い先から二重に落ちていないか
- 新明細に載ったか:新しいカードの明細に、その契約の請求が並んだか
これとは別に、年1回の確認項目として、契約を続けるか、支払い先が今のままでいいか、料金改定の案内が来ていないか、使っていない契約が残っていないかを挙げています。
サブスクの置き方|全契約の一覧とは別に、カードごとの置き場所を決める
正直に書くと、私は契約しているサブスクの全一覧を把握しきれていません。数年で増えたものが散っていて、一覧を作っても翌月には増減があり、続きませんでした。
そこで、持っているカード1枚につき、最低1本のサブスクを割り当てる置き方にしました。よく使うカードにも、主用途のないカードにも、必ず1本は月額のものが載っている状態です。
ただし、はっきり書いておきます。これは、契約中のサブスクをすべて把握する方法ではありません。分かるのは、どのカードに定期課金が載っているかです。サービス名・総数・総額・更新日を確認するには、すべてのカード明細や口座、各サービスの契約画面を別途見直す必要があります。
この置き方に感じている効果は2つです。
- 所在が見える:一覧がなくても、明細に月額が並んでいるカード=定期課金が載っているカードだと分かります。少なくとも、どのカードに定期課金があるかは確認しやすくなります
- 見直しのきっかけになる:カードごとに定期的な支払いがあるため、明細を確認するときに、そのカードを今後も持つか見直すきっかけになります。なお、毎月使うことが審査や与信にどう影響するかは非公開で、この記事ではその効果を前提にしていません

狙いは主用途のないカードの存在を忘れないことです。散らばると見えなくなるのはポイントも同じで、そちらはポイントの棚卸しと有効期限の記録に書きました。
この置き方の注意点
便利な面だけ書くのはフェアではないので、注意点も挙げます。
1つめは、そのサブスクを解約したときにカードが空になることです。解約時は「代わりに何を載せるか」か「このカード自体をどうするか」を同時に決めるようにしています。
2つめは、年会費のかかるカードを、この仕組みだけを理由に持ち続けないことです。1本置けば動いて見えますが、それはどこに定期課金があるかが見えているというだけで、年会費に見合うかとは別の話です。
支払い方法の変更は、申込月から切り替わるとは限りません。反映時期、契約者名義とカード名義の条件、家族カードを登録できるか、変更が完了しなかった場合の扱いは、契約先ごとに異なります。変更後は完了通知と新旧両方の明細を確認し、分からない場合は契約先の公式窓口で確認してください。カード更新時も、再登録が必要かを契約先ごとに確認します
今年の変更点|水道をコンビニ払いから自分のカードへ移しました
2026年に入ってからの変更は1つです。水道の支払いを、コンビニ払いから自分のMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムへ移しました。
変更後の確認項目は、前の章に書いたとおりです。こういう「昔決めたまま動いていないもの」は、並べてみないと気づけません。
この布陣もまた変わります。そのときはこの記事自体を書き換えます。
まとめ
- カードで払えるものはMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムへ集約、払えないものは口座振替
- 集約の理由は還元率ではなく年間の利用条件を追いかけているため
- Marriottの無料宿泊特典とプラチナエリート資格では集計期間が異なり、改定前からの会員には経過措置もあるため、アプリと公式案内で自分の対象期間・目標額を確認する
- 光回線は妻名義の契約なので妻のカードのまま。1枚に集めることは目標にしていない
- 生命保険・火災保険はカード払いができないため口座振替
- 法人側と個人側の明細を分けて経理処理をしやすくするため、法人の固定費はビジネス・ゴールドへ
- 支払い先を変えたら申込日・反映月・旧明細・新明細の4点を確認
- サブスクはカード1枚につき最低1本を割り当てているが、分かるのはどのカードに定期課金があるかまで。全契約の棚卸しは別の作業
- 今年の変更は水道をコンビニ払いから自分のカードへ移した1件
固定費は支払い先を決めると毎月の判断を減らせます。ただし、変更直後の明細確認と、契約・料金・支払い方法の定期的な見直しは必要です。一度並べて置き場所を決めたことで、その後に確認すべき場所が分かりやすくなりました。
集約先がどこまで進んでいるかは別の記事に記録しています。年間条件の進捗を確認するからどうぞ。
更新履歴
- 2026年9月9日:関連記事へのリンクを追加
- 2026年8月28日:初版作成
この記事について
年間条件や特典の内容は、2026年8月28日時点の各社公式ページの記載に基づいています。各社が改定することがあるため、手続きの前には必ず公式ページでご確認ください。
掲載しているのは私自身の支払い方法の一例であり、同じ結果を保証するものではありません。特定のカードやサービスをすすめるものではなく、条件達成のために必要のない支出を増やすことをすすめるものでもありません。