節約・家計管理

【北海道オール電化】2人暮らしの電気代|年額40万円台の2年実績

電気代が上がった、という話をよく聞きます。ただ自分の家が実際にどうだったのかは、請求書を眺めているだけでは分かりませんでした。

電力会社のマイページに24カ月分の請求データが残っていたので、集計してみました。

あわせて、請求額に影響する公式な制度についても確認しています。

この記事でわかること

・北海道・オール電化の2人暮らしで、電気代が年間いくらかかったのか

・2年分を並べたときに、年額がどう動いたのか

・暖房期が年間の請求額に占める割合

・請求額に効いてくる制度(再エネ賦課金・割引終了)の話

この記事で公開している範囲について

先に断っておきます

月ごとの請求額と使用量は掲載していません。地域と契約プランを書いている以上、月別の細かい数字を並べると、契約先が持っている元データと突き合わせて個人が特定されうるためです。

地域と契約プランを書いている以上、月別の細かい数字を並べると、契約先が持っている元データと突き合わせて個人が特定されうるためです。月別の指数や前年比のような加工後の数字でも、並びが残れば同じことが起きます。

この記事では、実際の請求データを集計し、年額を丸めた形季節ごとのおおまかな傾向だけを載せています。ここで示せるのは家計の傾向までで、月別の細かい比較は公開していません。

結論:年額は40万円台、2年間はほぼ同水準

請求月ベースで、9月から翌年8月までを1年として集計しました。

期間年間の請求額
1年目(2024年9月〜2025年8月請求分)40万円台
2年目(2025年9月〜2026年8月請求分)40万円台
2年間の比較ほぼ同水準

2年とも年額は40万円台で、ほぼ同水準でした。

我が家の条件

  • 北海道のマンション
  • 夫婦2人の世帯
  • オール電化(暖房は蓄熱暖房機、給湯も電気)
  • 太陽光発電なし
  • 夏はエアコンを使用
  • 契約プランは北海道電力の時間帯別電灯「ドリーム8」

北海道でオール電化ということは、冬の暖房費が電気代に全部乗ってくるということです。灯油代が別にかかっていない代わりに、冬の請求額が大きくなります。

この記事で比べているのは請求月です。検針期間は月をまたぐため、「1月の請求額」がそのまま1月に使った分というわけではありません。

暖房期だけで年間の半分程度

季節ごとに集計すると、こうなりました。

時期年間の請求額に占める割合
暖房期(12月〜4月請求分)半分程度
春と秋4分の1程度
5分の1程度

いちばん高い月と安い月では、請求額に2倍以上の開きがありました。

この記事で示せるのは、暖房の影響が出る12月〜4月請求分の5カ月で、年間請求額の半分程度になったという集計結果までです。

12月から4月の5カ月で、年間の請求額の半分程度になるんだね。

ユウジ
ユウジ
タカシ
タカシ

そう。暖房が効く時期が長いから、ここが動かないと年額も動かないんだよ

冬のほうが「実効単価」は低かった

請求額を使用量で割ると、冬のほうが低く、夏のほうが高い傾向でした。使う量が多い冬のほうが、1kWhあたりで見ると安い、ということです。

ただしこれは電力量料金そのものではありません。基本料金や燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金なども含めた金額を使用量で割った、いわば実効単価です。

我が家の「ドリーム8」は夜間が割安な時間帯別の料金体系なので、夜間にためる蓄熱暖房機との相性で説明したくなります。ただ時間帯ごとの使用量を確認していないため、夜間利用が多いことが理由だとは断定できません。使用量が増えれば基本料金が1kWhあたりでは薄まる、という影響もあります。

タカシ
タカシ

理由を1つに決められるほどのデータが手元にない。だから傾向があった、までにしとく

なおドリーム8は2017年10月31日で新規の受け付けが終了しています(既契約は継続可)。同じ料金体系を今から選ぶことはできません。

単価を自分で選べない請求項目:再エネ賦課金

電気料金には、使い方だけでは変えられない項目があります。そのひとつが再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)です。

これは再生可能エネルギーの買い取り費用を、電気を使う人全員で負担する仕組みで、使用量1kWhあたりいくらという形で全国一律にかかります。契約している電力会社やプランを変えても、この単価は変わりません。

直近3年度の単価は上昇

経済産業省が公表している単価の推移です。

年度1kWhあたりの単価
2024年度3.49円
2025年度3.98円
2026年度4.18円

2024年度から3年連続で上がり、2026年度は初めて4円を超えました。ただし単価は毎年上がり続けているわけではなく、下がった年度もあります。適用されるのは2026年5月検針分から2027年4月検針分までとされています。

経済産業省の資料では、1か月の使用量が400kWhのモデルで月額1,672円、年額20,064円の負担と示されています。

これって節約でどうにかなるやつ?

ユウジ
ユウジ
タカシ
タカシ

使用量に比例するから、減らせば負担も減る。でも単価そのものは自分では動かせない

我が家の請求ではどう効くか

再エネ賦課金は使用量に単価を掛けて計算されます。暖房と給湯を電気でまかなう我が家では、請求額を読むときに無視できない項目のひとつです。

前の項で「請求額を使用量で割った実効単価」の話を書きましたが、その中にはこの賦課金も含まれています。使い方が変わらなくても、単価が改定されれば実効単価は動きます

ただし、2年間の年額がほぼ同水準だった理由は特定できません。請求明細を月ごとに分解していないためです。賦課金だけで説明できる話ではなく、燃料費調整額や気温など複数の要因が同時に動いています。

単価の詳細は経済産業省の発表資料で確認できます(2026年8月時点で確認)。

蓄熱暖房を一部止めても、年単位では変わらなかった

電気代が高いと言われていた時期に、使っていない部屋の蓄熱暖房機を止め、蓄熱量の設定も下げました

結果は、年単位では大きな減少を確認できませんでした。

減らしたのに変わらないの?

ユウジ
ユウジ
タカシ
タカシ

変わらなかった。ただ、それが見直しのせいなのかも分かってない

気温はその年によって変わりますし、蓄熱暖房機は寒いほど多くためます。検針期間も料金も生活時間帯も動きます。それらを切り分けていないので、機器を減らした効果がなかったとも、あったとも言えません。分かるのは、年額としては大きく動かなかったという事実だけです。

2026年4月分で、一部の割引が終了した

集計している途中で知ったことです。北海道電力は5時間通電機器および通電制御型機器の料金割引を、2026年4月分の料金をもって終了しました。夜間に電気を使ってもらうことを目的にした割引でしたが、北海道では冬を中心に昼と夜の需要が同じくらいになったため、という説明が出ています。

気になってマイページの契約内容と請求明細を確認したところ、我が家には対象割引の適用がありませんでした。対象条件は機器や契約状況によって異なるため、契約した年だけを理由にはしません。適用がなかったので、この割引終了による直接の影響は受けていない、ということになります。

じゃあ今回は関係なかったんだ

ユウジ
ユウジ
タカシ
タカシ

この割引に関してはそう。ただ請求額が動く要因は他にもあるから、来年また集計する

制度の詳細は北海道電力「電気料金メニューの割引終了について」で確認できます。適用中の場合は個別に通知される案内が出ているので、ご自身の契約は検針票やマイページでご確認ください。

この先、確認するつもりのこと

  • 気温との対応:使用量の増減が、その冬の寒さでどこまで説明できるのか
  • 料金単価・燃料費等調整額の変動:契約プランの単価が期間中にどう動いたのか
  • 時間帯ごとの内訳:夜間と昼間で、それぞれどれだけ使っているのか
  • プランの見直し余地:新規受付が終了したプランを継続するのが、今の使い方に合っているのか

よくある質問

オール電化は灯油やガスの家より高いのですか?

この記事では判定していません。我が家は暖房も給湯も電気なので灯油代・ガス代がかからない代わりに、その分が電気代に乗ります。比べるなら光熱費の合計で見る必要があります。

なぜ月別の電気代を公開しないのですか?

地域と契約プランを書いているため、月別の細かい数字を並べると、契約先が持つ元データと突き合わせて個人が特定されうるからです。指数や前年比のような加工後の数字でも、並びが残れば同じことが起きます。

蓄熱暖房機を減らせば電気代は下がりますか?

我が家では、使っていない部屋の分を止めても年額としては大きく動きませんでした。ただし気温・料金・生活時間帯を切り分けていないため、効果がなかったと断定はできません。

まとめ

北海道・オール電化・夫婦2人世帯の、24カ月の記録です。

  • 年額は 40万円台
  • 2年間の年額は ほぼ同水準だった
  • 暖房期(12〜4月請求分)だけで年間の 半分程度
  • 実効単価は冬のほうが低い傾向。ただし理由は特定できていない
  • 使っていない部屋の蓄熱暖房を止めても、年単位では大きな変化を確認できなかった
  • 再エネ賦課金は2026年度に初めて4円台(4.18円/kWh)

節約の方法を紹介する記事ではありません。北海道でオール電化の家に住むと、実際にどれくらいかかるのかという記録です。来年また同じ形で更新します。

この記事で言えること・言えないこと

言えること:我が家の年額が2年ともほぼ同水準だったこと、暖房期が年間請求額の半分程度を占めること。

言えないこと:なぜ同水準になったのかの理由。請求明細を月ごとに分解していないため、使用量・単価・気温のどれが効いたのかは切り分けられていません。

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注意事項

記事の数字は我が家一軒の実績であり、住宅の断熱性能・世帯人数・生活時間帯・契約プランによって大きく変わります。個人が特定されるのを避けるため、月ごとの請求額と使用量は掲載していません。年額は丸めて記載しています。

契約プラン「ドリーム8」は2017年10月31日で新規の受け付けが終了しており、これから同じ料金体系を選ぶことはできません。電気料金の単価、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は改定されます。最新の料金や現在申し込めるプランについては、北海道電力の公式ページでご確認ください。

  • この記事を書いた人

カネ活:タカシ

はじめまして!
「40代からのカネ活入門」を運営している北海道在住のタカシです。

小規模法人の経営者として働きながら、
「将来お金に困らない人生」を目指して、投資・節約・クレジットカード活用に本気で取り組んでいます。
【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー3級(FP3級)
宅地建物取引士(宅建士)
日商簿記3級
【趣味】
奥さんと旅行を楽しむこと
愛犬(チワワ・5歳)とのんびり過ごすこと

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