住まいのお金 法人カード&ビジネス向け

固定資産税・法人税をマリオットアメックスで払う|カード納付の手数料と理由

家を持っていると、固定資産税の通知書が届きます。小さな会社をやっていると、そこに法人税、消費税、給与から預かった源泉所得税や住民税の納付も重なります。まとまった額の支払いが、1年のあちこちに散らばっている状態です。

税金をカードで払えることは知っていても、手が止まる理由がいくつかあります。カードで払うと手数料がかかるので損な気がする。ポイントもほとんど付かないなら、わざわざカードにする意味があるのか分からない。会社の税金なら、個人のカードで払っていいのか、あとの処理をどうするのかも気になります。

先に結論を書きます。私は、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの年間500万円の条件を達成するまでは、固定資産税も会社の税金も、手数料を払ってこのカードで払うと決めています。ポイントが目当てではありません。年間の利用額を進めるためです。以下は、その判断と、払うときに確かめていることの記録です。

なお、アメックスが国税の支払いにポイントを付けるのは年間300万円までです。これはポイントが付く上限の話で、私が追っている年間500万円の条件の集計とは別です。

この記事の前提です。
・書いているのは持ち家に住む、小さな会社の代表です。税理士でも金融の専門家でもありません
・私の税額・手数料・利用額の実額は書きません。金額の例は、国税庁とeLTAX(eLお支払サイト)の公式の料金表の例示だけを使っています
・書いているのは2026年9月時点の運用です
・会社側の帳簿の処理(勘定科目や仕訳)は書きません。そこは税理士等にご確認ください
・特定のカードや支払い方を勧める記事ではなく、判断の記録です

この記事でわかること

  • 固定資産税と会社の税金を、どの税目までマリオットのカードに寄せているか
  • 国税と地方税で支払いの入口が違うこと
  • 公式の料金表で並べた手数料とポイントの関係
  • 手数料を払ってでもカードにしている理由(年間の利用額)
  • 会社の税金を手数料も含めて会社に立替精算している流れ
  • 払う前に確かめている5つの注意点

結論|修行が終わるまでは、税金もマリオット1枚に寄せている

いま Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムで払っている税金は、次のとおりです。

  • 固定資産税(自宅の分)
  • 法人税(会社が納める分)
  • 消費税(会社が納める分)
  • 源泉所得税(会社が給与から預かって納める分)
  • 住民税(会社が給与から天引きして納める分)

家の税金と会社の税金が混ざっていますが、決め方は1つです。条件を達成するまでは、決めたカードで払う。今回はそれがマリオットでした。

カードで払えないものは寄せていません。火災保険は、私の契約ではカード払いに対応していないので口座振替です。固定費の払い方は固定費をどのカード・口座で払っているかの記事にまとめています。

いや待てよ。税金をカードで払うと手数料がかかるんだろ? それって、わざわざ損してるんじゃないのか

ユウジ

ユウジ

タカシ

タカシ

手数料がかかるのはその通り。ポイントで取り返そうとも思ってない。俺が見てるのは年間の利用額のほうなんだよ。そこは後で順番に話す

どこで払っているか|国税と地方税で入口が違う

国税と地方税では支払いのサイトが別で、手数料の料金表も違います。全体を1枚にまとめると、こうなります。

税目ごとの支払い先と手数料。地方税の固定資産税はeLお支払サイト(2026年9月24日に地方税お支払サイトから名称変更)、給与から天引きした住民税は自治体の案内に沿ってeLTAXから。国税の法人税・消費税は国税クレジットカードお支払サイト、源泉所得税は納税告知書が無いときe-Taxを通す。手数料は公式の表で国税1万円まで99円、地方税1万円まで40円。修行を達成するまではMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムで払い、会社の税金は手数料も含めて立替精算。火災保険はカード払い非対応で口座振替。2026年9月時点。
国税と地方税で払う場所と手数料の表が違う。会社の税金は手数料も含めて会社に立替精算している(2026年9月時点・金額は公式の表の例)。

法人税・消費税・源泉所得税は国税です。国税のカード納付は、国税庁が案内している「国税クレジットカードお支払サイト」から手続きします。インターネットでの手続きだけで、金融機関やコンビニ、税務署の窓口ではカード納付はできません。使えるブランドには American Express も入っています。1回の手続きで納付できる税額は1,000万円未満です。あわせて、納付税額と決済手数料の合計が、カードの決済可能額以下である必要があります。

ひとつ手順が違うのが源泉所得税です。国税庁の案内では、税務署から納税の告知を受けていない場合(納税告知書が届いていない場合)は、お支払サイトに直接入るのではなく、e-Tax を通して手続きすることになっています。

固定資産税は地方税です。2026年9月24日から、「地方税お支払サイト」は「eLお支払サイト」に名称が変わりました。通知書の eL-QR または eL番号を使い、eLお支払サイトから手続きします。地方税の側も、1回の手続きで払えるのは1,000万円未満です(納付を受託している会社の案内)。利用できる税目や納期限は、手元の通知書と自治体の案内で確認しています。

会社が納める住民税(給与から天引きしている特別徴収の分)も地方税ですが、固定資産税と同じ画面から払うとは限りません。私は自治体の案内に沿って、eLTAX から手続きしています。どの画面を使うかは自治体の案内によって違うので、ここでは画面名までは書きません。

手数料とポイントを並べる|私はポイント目当てでは払わない

次に、手数料とポイントを並べます。ここで使う金額は、すべて公式の料金表の例示です。

国税の決済手数料(税込)は、国税庁の案内で1万円までが99円、2万円までが198円、3万円までが297円。以降も1万円を超えるごとに加算されます。eLお支払サイトのシステム利用料(税込)は、自治体の案内にある表で1万円までが40円、2万円までが123円、3万円までが205円、以降は1万円ごとに75円(税抜)の加算です。どちらも国や自治体の収入にはならず、払う側の負担です。

一方のポイントは、アメックスの案内で、Marriott Bonvoy アメックス(プレミアム含む)の税金の支払いは200円につき1ポイントです。国税については、2024年1月1日以降は年間300万円以内の利用がポイントの対象で、2025年8月21日以降は200円=1ポイントになっています。この年間300万円は、ポイントが付く上限です。

1万円の税金をマリオットで払ったときの比較。国税は決済手数料99円で50ポイント、地方税はシステム利用料40円で50ポイント。国税のポイント加算は年300万円までで、年間500万円の条件の集計とは別。私が払う目的はポイントではなく、年間500万円の条件を進めるため。1ポイントの価値は使い道で変わるので円に換算していない。
1万円あたりの手数料とポイント(公式の表の例・税込)。ポイントは円に換算していない。

1万円の国税を払うと、決済手数料は99円で、付くポイントは50ポイント。1万円の地方税なら、システム利用料は40円で、付くポイントは同じく50ポイントです。手数料は現金で出ていきます。ポイントは200円で1ポイントです。

ポイント1つにどれだけの価値を見るかは、使い道で変わります。なので、この記事では手数料とポイントのどちらが上かを金額で比べることはしません。ただ、少なくとも「ポイントを貯めるために税金をカードで払う」という理由は、私の中では立ちませんでした。

カネ活先生

カネ活先生

手数料は確実に発生しますし、ポイントの価値は使い道で変わります。ポイントだけで損得を決めてしまわずに、何のためにカードで払うのかを先に決めておくと、あとで迷いませんよ

それでも払う理由|年間500万円の条件を進めるため

手数料を払ってまでカードにする理由は1つで、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの年間500万円の条件を進めたいからです。条件の中身はマリオットアメックスの改定をまとめた記事、ほかのカードとの並びは年間利用条件を並べた記事に書きました。

税金は、1回の額がまとまりやすく、しかも毎年ほぼ同じ時期にやってくる支払いです。家の税金と会社の税金を合わせると、年に何度も山が来ます。私はこの山を条件の中に入れることにしました。

ここで確かめておきたいのが、税金の支払いが年間の利用額に数えられるかどうかです。2026年9月23日時点で、私のカードの年間利用額の画面では、税金の決済も反映されていました。これは私自身の画面で確かめた事実です。私が確認したアメックスの案内(国税のポイントのお知らせ、還元率が異なる利用の案内)の範囲では、税金が年間利用額に入るとはっきり書いたものは見当たりませんでした。また、先に書いたとおり、国税の年間300万円はポイントが付く上限で、年間500万円の条件の集計とは別です。使う前に、ご自身のカードの規約と年間利用額の画面で確認してください。入っていなければ、私の理由は成り立ちません。

→ 自分が追う年間条件と、どの支払いを寄せるか確認する

タカシ

タカシ

手数料は条件を進めるための通行料だと思って払ってる。だから期限つきなんだ。条件を達成したら、税金をどのカードで払うかは改めて決める。ずっとこのままとは考えてない

会社の税金は立替精算|手数料も会社負担にしている

固定資産税は自分の家の税金なので、自分のカードで払って終わりです。引っかかるのは、法人税・消費税・源泉所得税・住民税(天引き分)のような会社の税金のほうです。

そこだよ。会社の税金を、個人のカードで払っていいのか? 払ったあとはどうしてるんだ

ユウジ

ユウジ

私のやり方は、出張費と同じです。会社の税金を個人名義のカードで払い、払った分を会社に立替精算しています。決済手数料も会社負担として、精算に含めています。出張費を個人カードで払って会社に精算している流れは会社の支払いを個人カードで立て替えて精算する流れに書きました。税金はその「税金版」です。

手数料も精算に入れるので、手数料の記録も残る形にしておきます。国税庁の Q&A では、決済手数料の適格(簡易)請求書として、「納付手続の完了」画面を印刷して保存するよう案内されています。地方税のカード納付でも、納付を受託している会社の案内で、手続完了画面をスクリーンショット等で保存するよう書かれています。

立替精算の型そのもの(証憑と精算記録を残して、会社から個人へ戻す流れ)は、法人・個人・個人事業のお金を分けた実例に任せます。税金の立替も、すでにある型に乗せただけです。

手続きをする人についても、公式の案内を確かめています。国税庁の Q&A では、家族などの国税もカードで納付できるとしたうえで、クレジットカード納付はカードの名義人本人が行うこととされています。私のカードで払う以上、手続きをするのは私です。

帳簿の処理は書きません。税理士等にご確認ください。

カネ活先生

カネ活先生

ひとつ気をつけたいのがポイントです。会社の税金を個人のカードで払うと、ポイントは個人のアカウントに付きます。これをどう扱うかは、社内での扱いと、税理士への確認を別に行う必要があります。立替精算の記録を残すことと、ポイントの扱いを決めることは、別の話として考えてくださいね

払う前の5つの確認|領収証書・取消し・口座振替

税金のカード払いで、私が毎回確かめているのは5つです。

1つ目は、領収証書が出ないこと。国税も地方税も、カードで払うと領収証書は発行されません。国税庁の案内では、領収証書が必要なら金融機関や税務署の窓口で納付するよう書かれています。

2つ目は、取り消せないこと。納付の手続きが完了すると、取消しはできません。金額、税目、年度を入力し終えたら、確定の前にもう一度見直しています。

3つ目は、税目ごとに手続きすること。国税は、複数の税目をまとめて1回で払うことができません。法人税と消費税なら、2回に分けて手続きします。

4つ目は、毎回自分で手続きすること。口座振替のように、納期が来たら自動で引き落とされる仕組みではありません。納期のたびに自分でサイトに入って手続きするので、納期を自分で覚えておく必要があります。

5つ目は、口座振替とぶつけないこと。すでに口座振替を登録している税金をカードで払うと、二重に払うおそれがあります。国税庁の Q&A では、振替納税を使っている人がカード納付をするときは、引落しがされないよう、あらかじめ税務署へ連絡してから手続きするよう案内されています。地方税の扱いは自治体ごとに違うので、切り替える前に自治体の案内を確認しています。

まとめ

  • Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの年間500万円の条件を達成するまでは、税金もこのカードに寄せている
  • 対象は固定資産税、会社が納める法人税・消費税・源泉所得税・住民税(給与から天引きしている分)。火災保険はカード払い非対応なので口座振替
  • 国税は国税クレジットカードお支払サイト(源泉所得税は納税告知書が無い場合 e-Tax を通す)、地方税はeLお支払サイト(2026年9月24日に地方税お支払サイトから名称変更)。天引きの住民税は自治体の案内に沿う
  • 公式の例示では、1万円の国税で手数料99円、地方税で40円。ポイントは200円で1ポイント。私はポイント目当てでは払わない
  • 払う理由は年間の利用額を進めるため。私の年間利用額の画面では税金も反映されていた(2026年9月23日時点)。国税の年間300万円はポイントの上限で、500万円の条件とは別
  • 会社の税金は手数料も含めて会社に立替精算。ポイントの扱いは社内と税理士に別に確認する
  • 払う前に領収証書が出ない・取り消せない・税目ごと・毎回手続き・口座振替とぶつけないの5つを確かめる
  • 条件を達成したら、税金をどのカードで払うかは改めて決める

今日1つだけやるなら

次に届く税金の通知書を1枚、手元に出してみてください。そして「どのカードで払うか」と「手数料を払ってもそのカードに寄せる理由があるか」を1行だけ書きます。理由が書けなければ、いつもの払い方のままで構いません。

カネ活先生

カネ活先生

税金をカードで払うかどうかに、ひとつの正解はありません。大切なのは目的を先に決めておくことです。それから、カードで払うと領収証書は出ませんし、手続きが終わると取り消しもできません。この2つを分かったうえで、落ち着いて手続きしてくださいね

次に整理するなら

→ 税金以外も含めたカード決済の振り分けを見る
5つの年間条件と、どの支払いをどのカードに寄せているかを並べています。

→ 会社の支払いを個人カードで立て替えるときの記録方法を見る
出張費を個人カードで払い、会社に立替精算している実例です。

今回確認した資料

この記事について

この記事は筆者個人の記録で、筆者は税理士でも金融の専門家でもありません。
・書いているのは2026年9月時点の運用です。手数料・ポイント・サイトの名称は変わることがあります
・筆者の税額・手数料・利用額は記載していません。金額の例は公式の料金表の例示です
・会社側の帳簿の処理、およびポイントの税務上の扱いは記載していません。ご自身の会社での扱いは税理士等にご確認ください
・年間の利用額に何が集計されるかは、カード会社の規約とご自身の画面でご確認ください
・特定のカードや支払い方法を推奨するものではなく、判断の記録です

更新履歴

  • 2026年9月24日:初版を公開(地方税のカード納付サイトは同日から「eLお支払サイト」の名称で記載)
  • この記事を書いた人

カネ活:タカシ

はじめまして!
「40代からのカネ活入門」を運営している北海道在住のタカシです。

小規模法人の経営者として働きながら、
「将来お金に困らない人生」を目指して、投資・節約・クレジットカード活用に本気で取り組んでいます。
【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー3級(FP3級)
宅地建物取引士(宅建士)
日商簿記3級
【趣味】
奥さんと旅行を楽しむこと
愛犬(チワワ・5歳)とのんびり過ごすこと

-住まいのお金, 法人カード&ビジネス向け