コンビニで出すカードを、私はOliveフレキシブルペイ(一般ランク)に固定しています。使うのは対象のコンビニ・飲食店だけ。支払い前にクレジットモードになっていることを確認し、スマホのタッチ決済だけを使います。この2ルールで運用しています。
私は40代の小さな会社の経営者で、日常の買い物もネット通販も別のカードに寄せています。Oliveは「小さい支払いを高い還元で拾う担当」1枚だけ。いわばコンビニ専用機です。
対象店での利用は月3万円くらいで、私の集計では還元率は概算で約9%でした。ただし9%は誰でも出る数字ではありません。公式の基準はクレジットモードで8%(デビットモードは1.5%)です。この記事は、その線引きも含めた運用の実録です。
コンビニで8%も戻るんですか? スマホでかざせばいい、って話じゃないんですか
この記事の前提
・制度内容は三井住友カード/三井住友銀行の公式ページの記載に基づきます(2026年8月30日確認)
・掲載しているのは私自身の使い方と、実際に確認した結果の記録です
・カード番号・利用残高・個別の明細は公開していません
・他社カードとの比較や「どれがおすすめか」は書いていません
結論|対象店+クレジットモード+スマホのタッチ決済
- 使う場所は対象のコンビニ・飲食店だけ
- 払い方は、クレジットモードに設定したうえで、スマホのタッチ決済だけ。カード現物のタッチやiDは使わない
- 公式はクレジットモード8%/デビットモード1.5%、Olive以外の対象カードは7%
- 対象店で月3万円くらい。私の集計では還元率は概算で約9%(内訳はこの記事では断定しません)
- ランクは一般。選べる特典は「Vポイントアッププログラム+1%」を選択中
高還元のカードは条件が細かい。対象の店、払い方、決済モード、上限額。レジの前で思い出すのは無理です。だから私はカードのほうを条件に合わせて固定しました。
私の使い方|コンビニ専用機の2ルール

ルール1は、使う場所。公式に挙がっているのはセブン‐イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ガスト、すき家、ドトールなどで、対象店舗は順次追加されています(2026年8月1日からフレッシュネスバーガーが追加)。一覧は変わるので公式で確認を。
ルール2は、払い方。クレジットモードに設定したうえで、スマホのタッチ決済です。ここがOliveの分かれ目で、同じ動作でもクレジットモードなら8%、デビットモードなら1.5%。公式の利用ガイドも、支払い前にアプリが「Oliveクレジットモードに設定中」かを確認するよう案内しています。私も支払うときに毎回確認しています。
なお公式上は、対象店舗ごとに指定されたモバイルオーダーも対象ですが、私は使っていないのでルールには入れていません。この使い方にしてから困ったことはありません。専用機として成立しているのは、用途が狭いおかげです。
見落としやすいのがモードのほうなんだよ。同じスマホでかざしてもデビットモードだと1.5%。動作は同じだから間違えても気づきにくい。だから場所と払い方をセットで固定してる
実績|月3万円で約9%。公式8%との差

月3万円を対象店で払った場合です。いずれも概算。
- 私の集計による概算 約9%:月約2,700ポイント/年約32,400ポイント
- クレジットモードの公式8%:月約2,400ポイント/年約28,800ポイント
- 0.5%還元のカード:月約150ポイント相当/年約1,800ポイント相当
差は公式8%と0.5%還元のカードで月約2,250ポイント・年約27,000ポイント。約9%と0.5%なら月約2,550ポイント・年約30,600ポイントです。利用単位の端数処理、対象取引の範囲、付与時期でずれるので規模感として見てください。なおOliveで払うようになっても支出額は増えていません。
大事なのはここです。この「約9%」は私の集計による概算で、公式の基準ではありません。
- 公式の基準は、対象のコンビニ・飲食店で200円(税込)につきクレジットモードで8%
- 私は選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択しています
- ただし通常分と加算分は付与時期が異なるため、約9%の内訳をこの記事では断定しません
- アプリには「最大10%還元」と表示されていますが、これは特定月の実付与率と同じ意味ではありません
つまり「Oliveなら9%」ではありません。8%を前提に計算し、上乗せは自分が選んだ特典しだいと考えてください。
2点あります。1つめ、体験談で見る高い還元率には、上乗せ条件の達成分が含まれていることがあります。自分に当てはまるかは別問題です。2つめ、自分の還元率を確認するときは、対象期間と対象取引をそろえ、通常分と加算分のポイント履歴を確認します。付与時期や端数処理があるため、月単位では概算として見てください
公式条件|対象外になる決済と金額の上限
条件の全体像です(2026年8月30日確認)。私の2つのルールは、この表を毎回読まずに済ませる仕組みです。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 還元率 | 対象のコンビニ・飲食店で200円(税込)につき、クレジットモードは8%/デビットモード(一般・ゴールド)は1.5%/Olive以外の対象カードは7% |
| 対象の払い方 | スマホのタッチ決済(公式上は、対象店舗ごとに指定されたモバイルオーダーも対象) |
| 対象外の払い方 | カード現物のタッチ決済、iD、差し込み、磁気取引 |
| 金額の上限 | 一定金額(原則1万円)を超えると端末へカードを挿して支払う場合があり、その場合その支払いは8%加算の対象外。上限は店舗により異なる |
| 場所 | 商業施設内の店舗など一部対象外 |
| 非対応 | Google Pay・Samsung WalletではMastercardのタッチ決済が利用不可 |
落とし穴になりやすいのは払い方です。同じカードでもカード現物をかざした時点で対象外。iDも対象外です。「還元が低い」場合、ここか決済モードが原因のことがあります。
もう1つが金額の上限。一定金額(原則1万円)を超えると、端末へカードを挿して支払う場合があります。その場合、その支払いは8%加算の対象外です。タッチ決済できる上限は店舗により異なります。
詳細は三井住友カード公式「対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元」に記載があります(2026年8月30日確認)。店舗も条件も変更されるため、最新の内容は公式でご確認ください。
選べる特典|私は「Vポイントアッププログラム」で+1%
Oliveにはもう1つ「選べる特典」があり、次の4つから選びます。
- 給与・年金受取特典
- 対象のコンビニATM手数料無料
- Vポイントアッププログラム(私が選んでいるもの)
- ご利用特典
個数は一般ランクは通常1つです。申込月はコンビニATM手数料無料2回、翌月・翌々月は前月に選んだ特典2個、3カ月後以降は1個になります。現在の適用内容は、アプリと三井住友銀行の公式FAQで確認してください。選ぶ期間は月初3営業日の翌日から月末までで、月末時点の選択が翌月に適用されます。一度選んだ特典は翌月以降も引き継がれます。一度も手動で選んでいなければ、コンビニATM手数料無料が自動選択されます。
私が選んでいるのは「Vポイントアッププログラム」で、対象のコンビニ・飲食店での支払いに+1%が乗ります。コンビニ専用機として使う以上、支払いそのものに効く特典が噛み合っています。なお三井住友銀行を給与受取口座には使っておらず、給与・年金受取特典は選んでいません。
これとは別に基本特典が無条件で付きます。他行あて振込手数料がランクに応じた回数まで無料(一般は月3回まで)、当行本支店ATMの24時間手数料無料など。詳細は三井住友銀行公式「Oliveの選べる特典」をご確認ください(2026年8月30日確認)。
毎月選び直さないと消えるのかと思ってました。一度選べば引き継がれるんですね。個数は自分のアプリで確認します
私の判断|一般ランクのまま、少額決済の担当として持つ
上位ランクにしていないのは、コンビニの少額決済専用なので、年会費をかける意味がないからです。Oliveは私のカード構成では「少額の店頭払い担当」1枚で、買い物やネット通販は別のカード、固定費もまた別。分け方は実際に使っているカード全体の役割分担に、固定費の整理は固定費の見直し記録に書きました。
検討する前に、自分の使い方で条件を満たせるか確認を
Oliveの8%還元は、対象の店・クレジットモード・スマホのタッチ決済という条件の上で成立しています。デビットモードは1.5%、カード現物のタッチやiDは対象外。自分が対象店で月にいくら使っているかを把握し、公式ページで最新の条件をご確認ください。
Oliveで貯まったVポイントをどこに使うかは、連載第3回「Vポイント10万超の使い道を比較|キャッシュバック・投資・ANAマイルの違い」で、キャッシュバック・投資・ANAマイルの3つを同じ物差しで比べています。
まとめ
- ルールは「対象のコンビニ・飲食店だけ」と「クレジットモードに設定したうえで、スマホのタッチ決済だけ」の2つ
- 公式はクレジットモード8%/デビットモード1.5%/Olive以外7%。同じスマホのタッチ決済でもモードで変わる
- 対象店で月3万円、私の集計では概算約9%=月約2,700ポイント(公式8%なら約2,400、0.5%還元のカードなら約150ポイント相当。すべて概算)。支出額は増えていない
- 選べる特典は「Vポイントアッププログラム+1%」を選択中。通常分と加算分は付与時期が異なるため、約9%の内訳は断定しない。個数は一般は通常1つ、申込月から翌々月までは例外がある
- 対象外はカード現物のタッチ決済、iD、差し込み、磁気取引と商業施設内の一部店舗。Google Pay・Samsung WalletではMastercardのタッチ決済が使えない
- 原則1万円超は端末へ挿して支払う場合があり、その支払いは8%加算の対象外。上限は店舗により異なる
- ランクは一般のまま。少額決済専用なので年会費をかける意味がない
高還元のカードで取りこぼすのは、たいてい条件を忘れたときです。私は条件を覚える代わりに、迷う場面そのものを減らしました。場所と払い方を固定しただけで、レジの前で考えることがなくなった。少額決済を拾う担当としては十分です。
このOliveを含めて、どのカードに何を払わせているかは別記事にまとめました。
更新履歴
- 2026年9月1日:初版作成
この記事について
本記事は私個人の使い方の記録であり、同じ還元率や結果を保証するものではありません。掲載しているポイント数はすべて概算です。制度内容は2026年8月30日時点の公式ページの記載に基づき、改定される場合があります。
特定のカードの申込や利用をすすめるものではありません。検討の際は必ず公式ページで最新の内容をご確認ください。