Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)のポイントが11万ポイント超たまっています。Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、マリオットアメックス プレミアム)で日々の支払いをまとめているので、勝手に増えていく状態です。ところがこのポイント、私はまだ一度も使ったことがありません。
この記事は、マリオットアメックスを持っている、あるいは検討している40代で、「Bonvoyポイントが貯まってはいるけれど、いつ・何に使えば得なのか分からないまま置いてある」という状態の方に向けて書きます。私自身がまさにその状態で、交換実績はゼロのままでした。
調べていくと、11万ポイント超をまとめて使うときの主な候補は、無料宿泊とマイル移行の2つに絞れました。そして2026年10月に、既存会員にとって大きな分かれ目が来ます。「改悪」と感じるかどうかは、2026年10月以降の自分の条件と使い方で変わります。その整理と、私の結論までをまとめます。
なおこの記事は、ポイントの価値を「1ポイント=何円」で決める記事ではありません。公式にその定義がなく、宿泊に必要なポイント数も変動制だからです。代わりに、証書を使える日があるか、移行は取り消せないかという基準で決めていきます。
この記事はポイント連載の第4回です。7つのポイント残高と有効期限を棚卸しした第1回で決めた3つの物差し(①1ポイントあたり何円分になるか ②交換の手間と時間 ③取り消せるか)を、第2回に続いてそのまま使います。第2回はアメックスのメンバーシップ・リワード編です。
この記事の前提
・条件・レート・改定日はMarriott Bonvoy公式(ロイヤルティプログラム規約ほか)とアメリカン・エキスプレス公式ページの記載に基づきます(2026年9月1日確認)
・ポイント宿泊に必要なポイント数は完全な変動制で、公式に固定の一覧表はありません。本記事では特定ホテルの必要ポイント数を挙げません
・「1ポイント=何円」という公式の定義はありません。本記事では円換算を行いません
・ポイント残高・利用金額は丸めて表記し、会員番号・カード番号は非公開です
結論|軸は無料宿泊特典、マイル移行は「必要マイルが決まったとき」だけ
先に結論から書きます。私はBonvoyポイントを、無料宿泊特典に足す「上乗せ用」として使い、マイル移行は原則やりません。理由は3つです。
- 無料宿泊特典(証書)には、手持ちポイントを最大25,000ポイントまで足せる。プレミアムなら証書の上限75,000ポイントに足して100,000ポイントまでの1泊に届く。この25,000ポイント枠が、貯めたポイントの一番はっきりした出口
- マイル移行は3ポイント=1マイル。60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが付くとはいえ、3分の1に目減りする感覚は否めない。しかも移行は取り消せない
- 私はマイルは別ルート(アメックスのメンバーシップ・リワード)で貯めているので、Bonvoyから重ねて移す理由が薄い
ただしこれは「私の場合」です。マリオット系のホテルに泊まる予定が数年単位でない人なら、答えは変わります。順番に見ていきます。
タカシの現在地|11万ポイント超、使ったことは一度もない
まず自分の状況を晒しておきます。
- Marriott Bonvoyポイント:11万ポイント超
- カード:マリオットアメックス プレミアム(年会費82,500円・税込)。2026年に取得したばかりで、まだ1年経っていません(取得ログはこちら)
- 会員資格:ゴールドエリート(このカードは入会するだけで自動付与されます)
- 今年のカード利用:年間500万円まで、あと少しのところ。いわゆる決済修行の最中です
- ポイントの交換実績:ゼロ
取得が2026年なので、私は最初から改定後の条件(無料宿泊特典は年間400万円以上)です。後で説明する既存会員向けの経過措置は、私には関係ありません。それでもこの記事で詳しく書くのは、2025年8月20日以前からカードを持っている読者にいちばん効く話だからです。
なぜ500万円かというと、マリオットアメックス プレミアムは年間500万円以上のカード利用でプラチナエリート会員資格が得られるからです(2026年1月1日開始のプログラム期間から適用)。ゴールドとプラチナでは、宿泊時のボーナスポイントが1米ドルあたり12.5ポイントと15ポイントで違います(Marriott Bonvoy公式)。
改めて書き出すと、我ながら妙な状態です。資格を取るための修行はしているのに、貯まったポイント自体は一度も使っていない。「たまっている」ことに満足していた自覚があります
Marriott Bonvoyポイントの基本ルール|24カ月と「対象アクティビティ」
使い道の前に、期限の話を片付けます。第1回で棚卸ししたとき、Bonvoyは「24カ月」と書きました。公式FAQの表現はこうです。
Marriott Bonvoy®アカウントで24か月にわたって対象となるアクティビティがないと、Marriott Bonvoy®ポイントは失効となります。
Marriott Bonvoy公式「プログラムに関するよくあるご質問」
ロイヤルティプログラム規約(1.6.d)にも同じ内容があり、ポイントかマイルの獲得・ポイントの交換・ポイントの購入を24カ月に少なくとも1回行えば維持できる、と書かれています。
カード決済も「対象アクティビティ」に入る
ここが実務上いちばん大事なところです。公式が挙げている対象アクティビティの一覧には、宿泊やポイント交換に並んで「対象となる Marriott Bonvoy クレジットカードによる購入」が明記されています。
つまりマリオットアメックスで24カ月以内に決済があれば、失効は起きません。持っているだけでは足りず、「購入」が条件です。カードのポイントは利用金額に応じて月に一度、自動的にBonvoyアカウントへ移行されるので、24カ月以内にカード利用があれば、アクティビティは自動的に積み上がります。
逆に言えば、危ないのは「カードを解約した、または使わなくなって、宿泊も交換もしていない人」です。ここだけは押さえておく価値があります。
規約1.6.dにはもう一段あり、5年連続で資格を有効に保てなかった場合はアカウント自体が無効になる場合があり、一度無効になったポイントは元に戻せないとされています。また、有効期限を過ぎた後にポイント宿泊をキャンセルすると、戻ったポイントは無効化の対象です。「予約だけ入れておけば大丈夫」ではありません。なお生涯エリート(数百泊と長年の資格維持が条件)は、私は最初から選択肢に入れていません。
【本題】2025年8月の改定と、2026年10月にくる分かれ目
ここからが、2026年のマリオットアメックスでいちばん実務に効く話です。マリオットアメックスは2025年8月21日に、2枚とも年会費と特典が改定されました。そして既存会員向けの移行措置が、2026年10月で終わります。

なお公式は「2026年10月26日までに終わる期間」と「2026年10月28日以降に始まる期間」を定めており、2026年10月27日を単独の区分としては示していません。自分にどの条件が適用されるかは、アプリに表示されるプログラム終了日・進捗状況で確認します。
既存会員の特別期間は2026年10月26日で終わる
アメックス公式の無料宿泊特典ページには、2025年8月20日までにカードを持っていた(または申し込んだ)会員向けの経過措置が、プログラム終了日ごとに整理されています。ざっくり言うとこうです。
- 〜2025年10月26日にプログラム期間が終わる人:利用条件も年会費も交換レートも改定前
- 2025年10月27日〜2026年10月26日に終わる人:利用条件だけ改定前のまま(合計150万円以上)で、年会費と交換レートは改定後。いちばん条件のいい層です
- 2026年10月28日以降に開始する集計期間:改定後の利用条件(プレミアム400万円/通常250万円)が必須
公式の文言はこうです。
2026年10月28日以降開始のプログラム集計期間においては、特典・サービス改定後の利用条件の達成及び年会費のお支払いが特典獲得条件となります。
アメリカン・エキスプレス公式「無料宿泊特典」
つまり「150万円で無料宿泊特典」は、既存会員向けの経過措置であって、現行の恒久的な条件ではありません。ネット上には旧条件のまま止まっている解説がまだ多く残っているので、ここは自分で確認する価値があります。
自分のプログラム期間は、アプリで確認できる
ややこしいのは、プログラム期間が「入会日/切替日から毎年1年間」で、人によってバラバラだという点です。暦年ではありません。同じカードでも、隣の人と分かれ目の日付が違います。
確認方法は公式に案内があります。アメックス公式アプリ →「ポイント・特典」→「ポイント履歴を見る」→「無料宿泊特典獲得プログラム 進捗状況」。ここに自分のプログラム終了日と進捗が出ます。
タカシさん、この「分かれ目」は脅しの材料ではなく、判断の材料として使ってください。年間400万円を通すあてがあるかどうか。あるなら継続、ないなら通常カードへの切替や解約も含めて考える。順番は「自分の終了日を調べる → 決済見込みを立てる → 決める」です
もうひとつ。期間の途中でカード種類を切り替えると、プログラム期間が切替日から1年に変わり、切替前の利用金額は集計対象外になります。切替は「今の期間を走り切ってから」が原則です。なお、切替後もすでに獲得したゴールドやプラチナの資格そのものは保持されます。あわせて、年会費・リボや分割の手数料・遅延損害金は集計対象外という点も覚えておくとよいでしょう
プラチナエリートは2026年から500万円に
もうひとつの変更が、私が今まさに走っている条件です。プレミアムのプラチナエリート条件は、2026年1月1日以降のプログラム期間から年間500万円以上になりました。2025年8月20日までの保有者には2025年のプログラム期間に限って400万円という措置がありましたが、それは終了しています。
現行の2枚を並べておく
改定後(2026年9月1日時点)の条件を、2枚並べます。すべて税込です。
| 項目 | プレミアム・カード | 通常カード |
|---|---|---|
| 年会費(基本) | 82,500円 | 34,100円 |
| 家族カード | 1枚目無料/2枚目以降41,250円 | 1枚目無料/2枚目以降17,050円 |
| 無料宿泊特典の条件 | 年会費の支払い+年間400万円以上の利用+継続 | 年会費の支払い+年間250万円以上の利用+継続 |
| 無料宿泊特典の上限 | 最大75,000ポイント(1泊1室) | 最大50,000ポイント(1泊1室) |
| 手持ちポイントの合算 | 最大25,000pt追加で100,000ptまで | 最大25,000pt追加で75,000ptまで |
| 宿泊実績の付与 | 入会時・更新時に15泊分 | 入会時・更新時に5泊分 |
| ゴールドエリート | 入会時に自動付与(利用条件なし) | |
| プラチナエリート | 年間500万円以上の利用 | 公式に条件の記載なし |
| 加算率(マリオット系ホテル) | 100円につき6ポイント | 100円につき5ポイント |
| 加算率(その他の日常利用) | 100円につき3ポイント | 100円につき2ポイント |
使い道の主な候補は2つ|無料宿泊とマイル移行
では本題の使い道です。Bonvoyポイントの交換先は公式上いくつもありますが、まとまったポイントを動かす出口として現実的なのは2つでした。

①ポイント宿泊は「完全な変動制」
まず前提として、ポイント宿泊に必要なポイント数は完全な変動制です。規約3.2.eにこう書かれています。
アワード交換による滞在に必要となる1泊あたりのポイント数は、参加プロパティ、参加プロパティでご利用可能な客室タイプ、ご滞在期間によって異なり、1年のうちの時期によっても異なる場合があります。1泊あたりの必要ポイント数は常に更新されており、随時変更される可能性があります。
Marriott Bonvoy ロイヤルティプログラム規約 3.2.e
つまり「このホテルは何ポイント」と固定で言える一覧表は、公式には存在しません。さらに規約1.7.cには、通知の有無にかかわらず必要ポイント数を増減できる旨の条項もあります。この記事で具体的なホテル名と必要ポイント数を書かないのは、そのためです。予約画面で、その日付・その部屋で都度確認する。これが唯一正しい確認方法です。
なお現行の公式なアワードの種類は、スタンダードポイント交換アワード、期間限定で必要ポイントが割引されるPointSaversアワード、証書型の無料宿泊特典、4泊分で5泊滞在特典(いわゆる5泊目無料)、プレミアムルーム交換アワード、キャッシュ+ポイントアワードです。
無料宿泊特典(証書)の読み方
カードの年間利用でもらえる無料宿泊特典は、ポイントそのものではなく額面ポイント付きの宿泊証書です。使い方には決まったルールがあります。
- その日のスタンダードポイント交換アワードレート(またはPointSaversレート)が、証書の額面以下なら1泊に使える
- 額面を超える日に使いたい場合、1泊につき最大25,000ポイントまで足して額面価値を引き上げられる
- 額面が余っても差額は戻りません(切り捨て)
- スタンダードルームのみ。プレミアムルームには使えない
- 現金や他のアワードとの合算は不可。5泊目無料との併用も不可
- 発行から1年間有効。延長・譲渡・ポイントへの再交換はできない
この「最大25,000ポイント上乗せ」が、私が結論で「上乗せ用」と書いた理由です。証書だけでは届かない日に、手持ちのポイントで届かせる。プレミアムなら75,000+25,000で100,000ポイントの帯、通常カードなら50,000+25,000で75,000ポイントの帯まで手が伸びます。
逆に注意すべきは切り捨てのほうです。75,000ポイントの証書を、それよりずっと低いレートの日に使ってしまうと、差額は消えます。証書は「上限に近い日」に当てるのが基本ということになります。
「5泊目無料」は証書と併用できない
ポイント宿泊側でお得なのが4泊分で5泊滞在特典です。1件の予約(同一の予約確認番号)で5連泊すると、滞在中でポイント交換レートが最も低い日が無料になります。
ただし対象はスタンダードポイント交換アワードまたはPointSaversアワードのみ。無料宿泊特典(証書)を使った滞在やキャッシュ+ポイントには適用されません。複数予約に分けた連泊もダメ、チェックイン後の適用もダメ、対象はスタンダードルームのみです。つまり「証書1泊+ポイント4泊」を1件にまとめて5泊目無料、という組み方はできないということです。
②マイル移行は3:1、60,000ポイントごとに+5,000
もうひとつの出口が、航空会社のマイルへの移行です。公式の案内では、ほとんどのプログラムで3対1、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル(ユナイテッド航空のみ10,000)です(Marriott Bonvoy公式「ポイントをマイルに移行」)。
日本の読者に関係するところだけ整理します。
- ANAマイレージクラブもJALマイレージバンクも提携先で、どちらも3:1
- どちらもボーナス対象外リスト(アメリカン航空・アビアンカ航空・デルタ航空)には入っていない。つまり60,000ポイント → 20,000マイル + 5,000ボーナス = 25,000マイルが成立します
- 移行量は1日あたり3,000〜240,000ポイント
- ほとんどの提携先で、マイレージ口座の登録名とBonvoy登録名の一致が必要
ここで大事なのは、ボーナスは60,000ポイント「ごと」に付くという点です。60,000に届かない端数分は、単純に3:1で目減りするだけになります。マイルにするなら60,000ポイント単位で動かすのが基本で、中途半端な数量の移行は避けたほうがよい設計になっています。
その他の交換先
規約3.7には、楽天ポイント(Bonvoy 3ポイント→楽天1ポイント)やスターバックス リワード(1,000ポイント→100スター)、商品・ギフトカード・寄付などの交換先も定義されています。ただし本記事の主題である11万ポイント超をまとめて使う候補としては扱いません。商品・ギフトカードは公式レートを確認できなかったため、数字も出しません。
どっちが得か|「帯」で考える
では無料宿泊とマイル移行、どちらが得なのか。結論から言うと、公式の数字だけでは「どちらが得」とは決められません。1ポイント=何円という公式定義が存在しないうえ、宿泊側は変動制だからです。
そこで、第1回で決めた3つの物差しで並べます。
| 物差し | 無料宿泊(証書+ポイント) | マイル移行(ANA/JAL) |
|---|---|---|
| ①1ポイントの価値 | 変動制。その日・その部屋のレート次第。上限は証書+25,000ptの帯で決まる | 固定3:1。60,000ptごとに+5,000ボーナス(60,000pt=25,000マイル) |
| ②手間と時間 | 空室とレートを日付ごとに探す必要あり。証書は発行から1年以内に滞在 | 手続き自体は単純。1日3,000〜240,000ptの制限、名義一致が必要 |
| ③取り消せるか | 予約のキャンセルは可能。ただしポイント有効期限後のキャンセルは無効化の対象 | 取り消せない。移行後はマイルの期限に従う |
| ムダが出るところ | 証書の額面より安い日に使うと差額は切り捨て | 60,000pt未満の端数はボーナスが付かない |
| 向いている人 | マリオット系に泊まる予定がある人 | 泊まる予定がなく、使う航空会社・必要マイル・利用予定が決まっている人 |
宿泊側は「帯」でしか語れない
宿泊の価値を数字で語るには、必要ポイント数が要ります。しかし前述のとおり変動制です。そこで公式に定義がある数字=証書の上限を「帯」として使うのが、いま取れる唯一の手堅い方法だと考えました。
- 通常カード:50,000ポイントの帯(手持ち25,000ptを足して75,000ポイントの帯まで)
- プレミアム:75,000ポイントの帯(手持ち25,000ptを足して100,000ポイントの帯まで)
アメックス公式も、通常カードで年間250万円を利用したケースのシミュレーションとして「50,000ポイント以下で宿泊できるホテルなら、無料宿泊特典で1泊。獲得した53,000ポイントを活用して、もう1泊。」という例示を出しています。狙う宿がどの帯に入るかを予約画面で先に確かめて、そこから逆算する。順番はこれです。
比べ方のコツを一つ。「1ポイント何円か」を先に決めようとすると、必ず仮定が入って議論が止まります。代わりに「そのポイントを、いつ・どこで使う予定があるか」から逆に決める。宿泊予定があるなら宿泊。なければ、使う航空会社・必要マイル・利用予定が決まっているときだけマイル移行を検討する。どちらもなければ無理に使わない。予定の有無のほうが、レートより先に効きます
タカシの結論|500万円達成後の使い方プラン
調べる前は「とりあえずマイルかな」と思っていましたが、逆でした。以上を踏まえた、私の実行プランです。
- 1|まず自分の集計期間と適用条件を確認する。私は2026年取得なので最初から改定後の条件ですが、既存会員の方はアプリの「無料宿泊特典獲得プログラム 進捗状況」でアプリ表示の終了日と、自分に適用される条件を確認する。ここが全部の起点です
- 2|今年は500万円を走り切る。プラチナエリートを取れば、宿泊ボーナスが1米ドルあたり15ポイントに上がる。無料宿泊特典の400万円条件も同時に満たします
- 3|Bonvoyポイントは「証書の上乗せ枠」として温存する。11万ポイント超あるので、25,000ポイントの上乗せ枠を4回分まかなえる計算になります。証書は発行から1年有効なので、複数年にまたがって使い切る形です
- 4|証書は「上限に近い日」に当てる。額面より安い日に使うと差額が切り捨てになるため、75,000〜100,000ポイントの帯に届く宿を先に探す
- 5|マイル移行はしない。マイルはアメックスのメンバーシップ・リワード側で貯めており、そちらのほうがレートがいい(第2回参照)。Bonvoyから3:1で流す理由が、私にはありません
- 6|期限は、カード利用が続く間は過度に心配しない。対象となるマリオット系カードでの購入は対象アクティビティに入るため、24カ月以内に利用があればポイントは維持される。解約または決済を止める前には、ほかの対象アクティビティも含めて期限を確認する
なお、2026年内に予定されているBonvoyのポイント制度そのものの改定(必要ポイント数の一斉引き上げなど)は、公式発表を確認できませんでした。そうした話を見かけても、規約1.7.cの「いつでも変わりうる」という一般条項と、実際の発表は区別して読むべきだと思います。
手続きの前に、ご自身の条件を必ず確認してください
プログラム期間・無料宿泊特典の条件・必要ポイント数は、人によって、また日付によって異なります。マイル移行は取り消しができません。無料宿泊特典は額面の差額が戻らず、有効期限の延長もできません。手続きの前に、公式ページとご自身の会員ページ・アプリで最新の条件をご確認ください。
まとめ
- Bonvoyポイントは24カ月アクティビティがないと失効。ただし対象のマリオット系クレジットカードの決済も対象アクティビティなので、24カ月以内にカード利用があれば維持される
- 5年連続で維持できないとアカウント自体が無効になる場合がある。生涯エリートも規約上は「将来適用する可能性がある」とされ、永久に無期限とは書かれていない
- 2025年8月21日の改定で、年会費はプレミアム82,500円/通常34,100円(税込)、無料宿泊特典の条件は年400万円/250万円に。既存会員の経過措置は2026年10月26日で終わり、2026年10月28日以降に開始する集計期間から新条件
- 自分のプログラム終了日はアメックス公式アプリの「無料宿泊特典獲得プログラム 進捗状況」で確認できる。期間途中の切替は、それまでの利用金額が集計対象外になる
- まとめて使うときの主な候補は2つ。無料宿泊(証書+手持ち最大25,000pt)とマイル移行(3:1、60,000ptごとに+5,000ボーナス、ANA・JAL対応)
- ポイント宿泊の必要ポイント数は完全な変動制で公式の固定表は存在しない。語れるのは50,000/75,000/100,000という証書の「帯」まで
- 私の結論は「証書の上乗せ枠として温存」。マイル移行はしない。まず自分の終了日を調べるところから
連載ナビ
- 第1回:7つのポイント残高と有効期限を棚卸しする(3つの物差しを決めた回)
- 第2回:アメックスのメンバーシップ・リワード編(カードごとに出口が違う話)
- 第3回:Vポイント編(1ポイント=1円が確定する出口の話)
- 第4回:Marriott Bonvoy編(この記事)
- 第5回:マイル編(Bonvoyを宿泊に残した最終判断)
更新履歴
- 2026年9月4日:初版公開
この記事について
本記事は私個人の保有状況と判断の記録であり、同じ結果を保証するものではありません。年会費・利用条件・交換レート・有効期限は2026年9月1日時点の公式ページおよびロイヤルティプログラム規約の記載に基づき、改定される場合があります。
ポイント宿泊に必要なポイント数は変動制で、公式に固定の一覧はありません。また「1ポイント=何円」という公式の定義もなく、本記事では円換算を行っていません。
特定のカードの申込や利用をすすめるものではありません。