お、タカシ、またなんかカッコいいカード持ってない？キラキラしてるじゃん！それ、どこのカード？
お、ユウジ、よく気づいたな！これ、ついに手に入れた『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』だよ。いやー、実はこれ、手に入れるまですごく大変でさ…4回目の申し込みでやっとゲットできたんだよ。
ええっ、4回も！？そんなに審査厳しいの？プラチナって名前だけでなんかすごそうだけど…
ほう、タカシさん、それはセゾンプラチナ・ビジネスですね。確かに、挑戦しがいのあるカードを手に入れられましたね。ユウジさん、プラチナカードというのは、ステータスはもちろんのこと、ビジネスや生活を豊かにする実利の大きい特典が付帯しているものが多いのですよ。
そうなんですよ、カネ活先生。まさにその特典に惹かれて…。でも、ホッとしたのも束の間、今度は『2025年6月から年会費とサービスが改定されます』ってニュースが飛び込んできて、もうビックリですよ！
へえー！年会費とかサービスが変わっちゃうの？それって、タカシ的にはどうなの？せっかく苦労して手に入れたのに…。
ふむ、それは重要な情報ですね。クレジットカードのサービス改定は、時代の流れとともに時折あるものです。大切なのは、変更点を正確に把握し、それがご自身の利用スタイルや価値観と照らし合わせて、依然としてメリットがあるのかどうかを見極めることです。今日のタカシさんの記事は、そのあたりを詳しく解説してくれそうですね。
はい！まさにその辺りを、私の実体験とFPとしての視点も交えて、徹底的にレビューしていこうと思っています！
こんにちは！改めまして、「40代からのカネ活入門」のタカシです。
このブログでは、人生の折り返し地点を迎える40代の皆さんが、これからの生活に向けて「ムリなく・実践的に・ちゃんと得する」ためのお金の知識とノウハウを、私自身の実体験や経営者としての視点から発信しています。
さて、今回の記事では、先ほどの会話にもあった通り、私にとって念願であり、取得までに紆余曲折あった特別な一枚、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」（以下、セゾンプラチナビジネス）について、その魅力と、そして発行直後に飛び込んできた「2025年6月からの年会費＆サービス改定」というビッグニュースを交えながら、徹底的にレビューしていきたいと思います！
このカード取得までの詳しい道のりや、なぜ4回も挑戦することになったのかという赤裸々な奮闘記は、別途記事にまとめますので、ぜひ合わせてお読みいただけると嬉しいです。
この記事では、主に以下のポイントを深掘りしていきます。
- なぜ私がそこまでしてセゾンプラチナビジネスにこだわったのか？その魅力とは
- 【最重要】2025年6月からの年会費・サービス改定で何がどう変わるのか？
- 改定後もこのカードは「アリ」なのか？40代経営者目線でのリアルな評価
それでは、早速見ていきましょう！
なぜ私が「セゾンプラチナビジネス」にそこまでこだわったのか？～経営者が語るカードの魅力～
「なんでまた4回も…？」そう思われるかもしれませんね。確かに、世の中には魅力的なビジネスカードがたくさんあります。私自身、アメックス・ビジネス・ゴールドをはじめ複数のカードを使い分けています。
それでも私がこのセゾン・プラチナ・ビジネスに強く惹かれ、諦めきれなかった理由は、主に以下の3点です。
- 圧倒的なJALマイル還元率を誇る「SAISON MILE CLUB」の存在
これはもう、JALマイラーにとっては伝説級のサービスですよね。「SAISON MILE CLUB」に登録（※別途サービス年会費5,500円(税込)が必要とされています）すると、ショッピング利用分1,000円につき10マイルが貯まり（年間上限あり）、さらに永久不滅ポイントも2,000円につき1ポイント貯まるため、実質的なJALマイル還元率は最大1.125%にもなります。出張や経費決済で効率よくマイルを貯めたい経営者にとって、これは見逃せない魅力です。（※2025年6月以降のSAISON MILE CLUBの条件変更については後述します） - プラチナならではの「コンシェルジュサービス」への期待
40代にもなると、自分で手配する時間すら惜しい…なんて場面も増えてきます。会食のお店選びから出張時のチケット手配まで、24時間365日対応してくれるプラチナカードのコンシェルジュサービスは、まさに「秘書」のような存在。これを一度は体験してみたかった、というのも大きな理由です。（※コンシェルジュサービスも2025年6月から一部利便性が向上するようです！） - 年会費と特典の絶妙なバランス（改定前の期待感も込めて）
セゾンプラチナビジネスの改定前の年会費は22,000円（税込）。さらに、年間200万円以上の利用で翌年度の年会費が11,000円（税込）になる優遇措置もありました。これだけの特典を備えたプラチナカードとしては、非常にコストパフォーマンスが高いと感じていました。（※この年会費体系が2025年6月1日より改定されます。詳細は後述します！）
経営者として、日々の経費支払いをマイルや質の高いサービスに転換できるのは、まさに「ムリなく・ちゃんと得する」カネ活の実践。だからこそ、私は挑戦を続けたのです。
💳カード基本情報
| 年会費 | 22,000円（税込） |
| 入会資格 | 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方（学生、未成年を除く） |
| 電子マネー | Apple Pay、GooglePay、QUICPay |
| ETCカード | 最大5枚まで発行可能 |
| 追加カード | 年会費 3,300円（税込）最大9枚まで発行可能 |
| カード発行日 | 最短３営業日 |
| お支払い方法 | 1回払い／2回払い／ボーナス（一括・2回）／リボ／分割 |
| 国際ブランド | AMEX |
| 永久不滅ポイント優遇 | 海外2倍 1,000円（税込）=1ポイント |
| マイル「SAISON MILE CLUB」 | SAISON MILE CLUBが利用可能 JALのマイル還元率最大1.125％ |
| 国内空港ランジ | 無料 ※一部有料サービスもあり |
| 海外空港ラウンジ | プライオリティ・パス（通常年会費469米ドル／プレステージ会員）が無料でご登録いただけます。※別途登録必要 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高１億円 |
| 国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
| ショッピング安心保険 | 年間最高300万円 |
【最重要】セゾンプラチナビジネス、2025年6月からの改定内容を徹底解説！どう変わる？
さて、ここからが本題。私がこのカードを手にした直後に飛び込んできたのが、「2025年6月1日からの年会費およびサービス改定」のニュースです。 「え、マジか…」と一瞬固まりましたが、これも変化の時代。しっかり情報をキャッチし、賢く対応していくのが我々40代のカネ活です！
現時点（2025年5月22日）で判明している改定情報と、それに対する私なりの考察をまとめます。
改定ポイント1：年会費
- 現行年会費（～2025年5月31日お申し込み手続き完了分まで）
- 初年度無料、2年目以降22,000円（税込）
- 年間200万円以上利用の場合の優遇年会費：翌年度11,000円（税込）
- 新年会費（2025年6月1日以降お申し込み手続き完了分より適用）
- 初年度無料、2年目以降33,000円（税込） となります。
- 既存会員の方は、2025年8月以降ご請求分の年会費より33,000円（税込）が適用されます。
【タカシの所感】
年会費は実質11,000円の値上げとなりますね。初年度無料が継続されるのは嬉しいポイントです。経営者としては、この年会費アップ分をカバーできるだけのサービス拡充があるのか、あるいは既存の特典価値で十分ペイできるのか、慎重な見極めが必要です。特に年間200万円以上の利用がある方にとっては、優遇年会費の動向が非常に気になるところです。
改定ポイント2：SAISON MILE CLUB
- 現行サービス内容（～2025年5月31日登録分まで適用）
- サービス年会費：多くの情報で5,500円（税込）
- マイル付与率：ショッピング利用1,000円につき10マイル（JAL）＋永久不滅ポイント2,000円につき1ポイント。最大1.125%のJALマイル還元率。
- 新サービス内容（2025年6月1日以降登録分より適用）
- サービス年会費：引き続き5,500円（税込）
- JALマイル還元率（最大1.125%）
【タカシの所感】
SAISON MILE CLUBのJALマイル還元率の高さは、このカードの大きな魅力の一つ。サービス年会費が継続して5,500円（税込）かかるとしても、この還元率が維持されるのであれば、JALマイラーにとっては引き続き強力な選択肢となりそうです。ただし、カード本体の年会費が上がるため、トータルコストで考える必要がありますね。
改定ポイント3：新サービスの追加・既存サービスの拡充
今回の改定では、年会費アップに見合う（？）いくつかの新サービス追加や既存サービスの拡充が発表されています！
- 【NEW】デジタル・コンシェルジュ
- 世界の富裕層向けのコンシェルジュサービスを展開する「テン・グループ・ジャパン」のハイパフォーマンスはそのままに。スマートフォンアプリ「セゾンPortal」から24時間、チャットでもお問い合わせができるようになります。もちろん、今までどおり電話やメールでもお問い合わせいただけます。
- 【NEW】サイバー保険
- サイバーインシデントや情報漏洩に起因して提訴された損害賠償請求について、 損害賠償金、訴訟費用を補償。
- 【NEW】セゾンフクリコ（2025年秋頃）
- 全国25,000以上の施設を最大66％OFFで使える優待割引サービス「セゾンフクリコ」を無料でご利用いただけます。
さらに今秋よりカード会員様に加え、従業員様も無料でご利用いただけるようにサービスを拡大いたします。福利厚生として活用いただくことで、従業員様のエンゲージメント向上にご活用ください。
- 全国25,000以上の施設を最大66％OFFで使える優待割引サービス「セゾンフクリコ」を無料でご利用いただけます。
- 【NEW】ビジネスカード用 セゾンPortal
- スマートフォンアプリ「セゾンPortal」が、会員様のお声を反映してさらに利便性が向上。ビジネスシーンに必要不可欠なカード決済に関わるお手続きや受付を24時間365日いつでもサポートします。
- 【NEW】旅宅配
- ゴルフバッグやスーツケース、スキーバッグなど、かさばる荷物はゴルフ場やホテルなどのご指定の場所へお届けするサービスを割引価格（最大400円OFF）でご利用いただけます。
- 【NEW】手荷物／コート一時預かり
- 空港でお過ごしになられるお時間や、ご出張中の数日間、空港にて手荷物おひとつを無料でお預かりします。
また、温暖なご旅行先へお出かけの際に、空港で最長30日間、コート1着を無料でお預かりします。
- 空港でお過ごしになられるお時間や、ご出張中の数日間、空港にて手荷物おひとつを無料でお預かりします。
- 【NEW】ゴルファー保険
- ゴルフプレー中のご自身のお怪我や賠償事故、ゴルフ用品の損害、ホールインワン・アルバトロス費用まで補償します。
補償規定は、2025年6月1日（日）頃に公開
- ゴルフプレー中のご自身のお怪我や賠償事故、ゴルフ用品の損害、ホールインワン・アルバトロス費用まで補償します。
- 【NEW】プライベート用プラチナカードの年会費優遇
- セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード（個人向け）を年会費優遇で保有できるようになるようです。ビジネスとプライベートでカードを使い分けたい方には朗報かもしれません。
- 【拡充】プライオリティ・パスのアプリ対応（2025年秋頃）
- 世界中の空港ラウンジに加え、国内外の空港の提携する飲食店やスパなども、利用回数の制限なくご利用いただけます。
今秋からは「デジタル会員証（プライオリティ・パス アプリ）」の発行を予定。海外渡航時のカード携帯が不要になり、スマートフォンの画面提示でサービスをご利用いただけるようになります。
- 世界中の空港ラウンジに加え、国内外の空港の提携する飲食店やスパなども、利用回数の制限なくご利用いただけます。
【改定情報の確認にあたっての注意点】
今回の改定は、カードの利用価値に直結する重要な変更です。申し込みを検討されている方、既に保有されている方も、必ずクレディセゾンの公式サイトで最新かつ正確な情報を確認するようにしてください。特に適用開始日や、既存会員への影響がどうなるか（例：次回の年会費請求時から新料金か、など）は要チェックです。
(免責事項: 上記の改定に関する記述は、記事執筆時点（2025年5月22日）での調査に基づくものであり、実際の改定内容や条件を保証するものではありません。最新かつ正確な情報は必ずクレディセゾン公式サイトでご確認ください。)
それでも魅力は色褪せない？
改定後も期待できる主要特典レビュー（ファーストインプレッション）
さて、改定情報で少しドキドキしましたが、このセゾンプラチナビジネスには、それを乗り越えるだけの魅力が詰まっていると私は信じています。 まだ手にしたばかりですが、私が特に期待している特典と、そのファーストインプレッション（改定後の視点も交えつつ）をお伝えします。
- SAISON MILE CLUB（JALコース）
やはりこれ！サービス年会費5,500円（税込）を加味しても、最大1.125%のJALマイル還元率は依然として魅力的。私の会社では出張や大きな経費支払いも多いので、ここでガツンとマイルを貯めて、家族旅行や特典航空券での出張に活用したいと夢見ています。カード本体の年会費が上がった分、より積極的に経費決済に使ってマイル獲得効率を上げていきたいですね。 - 24時間チャット対応のコンシェルジュサービス
電話が苦手な私にとっては（笑）、アプリからチャットで気軽に相談できるのは非常にありがたい改善です。会食のお店選びから、ちょっとした調べ物まで、これから積極的に活用して業務効率化を図りたいですね。 - 新付帯のサイバー保険
個人事業主や小規模法人にとって、サイバーセキュリティは他人事ではありません。専門の保険に別途加入することを考えれば、これがカードに付帯されるのは大きな安心材料。具体的な補償内容をしっかり確認しておきたいです。 - 充実した付帯保険（既存）
海外旅行傷害保険は最高1億円（利用付帯）、国内旅行傷害保険も最高5,000万円（利用付帯）。さらにショッピング安心保険やオンライン・プロテクションなど、ビジネスシーンでもプライベートでも安心できる補償が付いているのは心強いです。FPの視点から見ても、これらの保険が手厚いのは評価ポイントです。
これらの特典をフル活用できれば、たとえ年会費が33,000円（税込）になったとしても、使い方次第では十分に元は取れるのではないか、というのが私の現時点での期待感です。まさに「カネ活」の腕の見せ所ですね！
【結論】改定後のセゾンプラチナビジネスは40代経営者にとって「アリ」か「ナシ」か？
さて、ここまで色々と見てきましたが、結局のところ、改定後のセゾンプラチナビジネスは、私たち40代経営者や個人事業主にとって「アリ」なのでしょうか、それとも「ナシ」なのでしょうか？
私の現時点での結論としては…
「使い方と価値観次第では、十分に『アリ』！」 です。
こんな40代には「アリ」と言えるでしょう:
- JALマイルを本気で貯めたいマイラー経営者（SAISON MILE CLUBの魅力は健在。ただしトータルコストは意識）
- 国内外の出張が多く、空港での時間を快適かつお得に過ごしたい方（プライオリティ・パスは最大の魅力！）
- 24時間対応の質の高いコンシェルジュサービスをビジネスやプライベートで活用したい方（チャット対応でさらに便利に）
- サイバーリスクに備えたい個人事業主・小規模法人経営者（新付帯のサイバー保険は安心材料）
- アメックスブランドのステータスと、セゾンカードの使いやすさ、そして独自の充実した特典を求める方
- 年間利用額が多く、年会費以上のベネフィットを引き出せる自信のある方
逆に、こんな方には「ナシ」または「他のカードも検討の余地あり」かもしれません:
- とにかく年会費を抑えたい方（33,000円（税込）＋SAISON MILE CLUB年会費5,500円（税込）のコストは決して安くない）
- JALマイルに全く興味がない、または他のマイルを貯めている方
- 空港ラウンジやコンシェルジュなどの特典をほとんど使わない方
- 年間カード利用額がそれほど多くない方（年会費の元を取るのが難しくなる可能性）
私自身は、プライオリティ・パスとサイバー保険の新付帯は非常に魅力的だと感じています。JALマイルも引き続き貯めていきたいので、改定後の年会費を考慮しても、このカードをメインのビジネスカードの一つとして育てていく価値は十分にあると判断しています。
大切なのは、年会費という「コスト」と、それによって得られる「ベネフィット（特典や体験価値、安心感）」を天秤にかけ、自分のビジネススタイルやライフスタイルに合っているかを見極めることですね。
まとめ：波乱万丈の取得劇と、変化の時代におけるカード戦略
今回は、私にとって4度目の正直でようやく手にすることができた「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」について、その魅力、そして発行直後に知った2025年6月からの年会費・サービス改定情報、さらに改定後も期待できる特典について、私なりの視点でお話しさせていただきました。
このカード取得までの詳しい道のりや、私がなぜ4回も挑戦することになったのかという赤裸々な奮闘記は、別途記事にします！
カードの取得には思わぬ苦労もありましたが、それだけに愛着もひとしお。そして、手にした途端に「改定」という変化の波。まさに、現代のビジネス環境を象徴しているかのようです。
しかし、変化を恐れるのではなく、情報をしっかり掴み、自分にとって何が最適かを見極めて行動する。これこそが、私たち40代が実践すべき「カネ活」の真髄だと改めて感じています。
これからこのセゾンプラチナビジネスを使い倒して、そのリアルな使用感やお得な活用術、そして改定後の実際の使い勝手などを、このブログでどんどん発信していく予定です！ぜひ、今後の更新も楽しみにしていてください。
この記事が、セゾンプラチナビジネスを検討されている方、あるいはクレジットカード戦略に悩むあなたの、少しでもお役に立てれば幸いです。
セゾンプラチナビジネス、あなたは今回の改定をどう思いますか？ また、あなたが愛用しているビジネスカードや、おすすめの「カネ活」術があれば、ぜひ下のコメント欄で教えてください！
